世界での猫の歴史を紹介します。
この記事の内容は主に下記2つとなります。
- 猫の歴史【アジア】
- 猫の歴史【日本】
2023年3月からねこさんを迎え、 日々癒されています🫠
ねこの知識や情報を書籍「ねこ検定」をベースに更新してますので、ご参考に。
ねこの魅力を一緒に学びましょう!🐈⬛
アジア
イスラム教と猫
イスラム教開祖のムハンマドさんが、愛猫家だったためイスラム教で猫はとても愛されています。
猫への愛
ムハンマドさんが礼拝に出かける時、飼い猫が礼拝服の袖で寝てしまっていたため、猫を起こさないように袖を切り落としたそうです。
猫の模様と運動神経
ムハンマドさんが毒蛇に噛まれそうになったとき、友達の飼い猫が助けてくれました。
感謝を込めて、ムハンマドさんは猫の額と背中を撫でました。すると、額には縞模様が浮かびあがり、反射神経を手に入れたそうです。
額に縞模様がある猫はムハンマドさんに撫でられたからと信じられています。猫の反射神経がよく、高いところから着地できる運動神経を持っているのもムハンマドさんから授かった能力と信じられています。
猫は神聖
猫はグルーミングをして、清潔を保つ綺麗好きな動物です。イスラム教では、浄の動物とされています。清潔で神聖な動物というのも好まれてきた理由のひとつです。
犬は不浄な動物として扱われています。イスラム教では豚を食べませんが、それは豚が不浄とされているからです。犬を飼っている家が少ないため、その分猫がより身近なのかもしれませんね。
日本
日本でも猫は穀物を守るネズミ退治役として飼われていました。書物を食べるネズミの退治役として、船に乗ったりもしていました。
ペットとしては、数が少なく貴重だったため高貴な身分の人が飼い始めました。天皇が黒猫を飼っていた記述も残っています。
ネズミ退治のために幕府から猫の放し飼いが義務付けられます。ネズミの数は激減しましたが、猫はまだ数が少なく飼えない庶民は猫の絵を飾ることでネズミ除けにしたらしいです。
猫の数が増えていくにつれ、庶民もネズミ退治目的で飼うようになっていきました。浮世絵や本の題材として猫は愛され、庶民の近い存在となっていきます。第二次世界大戦後、生活が安定するとペットとして飼う家庭が増えました。
まとめ
猫の歴史 アジア・日本を解説しました。
猫の知識を深め、より猫を愛でてあげてください!