猫はグルメです。気に入ったフードでも飽きると、突然食べなくなることがあります。
フードが好きじゃないのか?
心配になった飼い主さんも多いでしょう。
食欲不振の原因はさまざまで、時には深刻な健康問題のサインであることもあります。ここでは、猫の食欲不振について、その原因、症状、対処法を詳しく解説します。
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食欲不振の症状
分かりやすいのは体重です。体重が減少していたら病気の可能性が高いといえるでしょう。
体重の5%以上の減少は病気を疑い、10%以上の減少は病気の可能性が高いといえます。
健康なときと比較するため日頃から体重を測っておくことが大切です。
最近ではトイレに体重計の機能がついているものもあり、スマートフォンで管理できるので便利です。
症状としては、
- ・ 体重減少:長期間食べないと、急激に体重が減少します。
- ・ 元気がない:通常よりも活動的でなくなり、ぐったりしていることが多くなります。
- ・ 脱水症状:水分を取らないことで、皮膚の弾力が失われるなど、脱水症状が現れることがあります。
食欲不振になったときの対処法
まずフードに飽きている可能性を考え、いろいろなフードやおやつをあげてみましょう。ドライよりウェットフードの方が香りが強く、食欲を刺激します。少し温めることで、香りが立ち、猫の食欲を引き出すことができます。
また絶対にこれは食べるという食材やおやつなどがあると良いです。食欲不振になったときに、それを与えても食べないとなると、本当に体調が悪いと考えることができます。
食欲不振が続く場合は、早めに獣医師に相談し、必要な検査を受けることが重要です。血液検査やエコー検査を通じて、内臓疾患や感染症の有無を確認します。
食欲不振の原因
食欲不振は極端にいえば何の病気でも起こるため、どの病気かを予測することは難しいです。ストレスも原因に含まれるので獣医師に相談しましょう。
健康問題
- 胃腸炎、腎臓病、肝臓病など病気が原因で食欲が低下することがあります。
- 歯周病や口内炎があると、食べることが痛みを伴うため、食欲が減ることがあります。
- ウイルスや細菌による感染症も、食欲不振を引き起こすことがあります。
環境の変化
- 新しい環境や、新しいペットや家族が加わることで、猫がストレスを感じ、食欲が落ちることがあります。
- 食器の素材や餌の種類が変わった場合、猫が違和感を覚えて食べなくなることがあります。
精神的なストレス
- 飼い主が長時間家を留守にすることで、猫が孤独を感じ、食欲が減ることがあります。
- 猫はルーティンを好む動物であり、生活リズムが乱れると不安を感じて食欲が低下することがあります。
まとめ
食欲不振が長引く場合や、他の症状が見られる場合は、必ず獣医師に相談してください。日々の変化をチェックできることが大切になるため、いつものご飯の量や体重を定期的に確認してください早期の対処が、猫の健康を守る鍵となります。