災害が発生したとき、私たち人間だけでなく、猫たちの安全も確保することが非常に重要です。
ここでは、猫の防災対策について、準備しておくべきポイントや災害時の対応方法について詳しく解説します。
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目次
猫の防災対策の準備
災害が起きた際に備え、日頃からしっかりと準備しておくことが重要です。準備するものは猫それぞれの生活環境や性格、健康状態により違います。平常時に、必要な準備を整えておきましょう。
キャリーバッグの用意
猫を安全に避難させるために、頑丈で通気性の良いキャリーバッグを準備します。キャリーバッグには、猫が慣れるように普段から少しずつ入れておくことが望ましいです。
ハードタイプ
プラスチック製で衝撃に強く頑丈です。汚れでも掃除がしやすいですが、持ち運びが少し大変になります。
ソフトタイプ ベルト付きで方にかけれるタイプがお勧めです。上にファスナーで開閉するものが多いです
スリングタイプ
猫を抱いたまま移動できるので、両手が塞がらず行動しやすいです。
非常用キットの作成
猫用の非常用キットを用意しておきます。以下のようなものを含めると良いです。
食べ物と水
最低でも5日分のフードと水を用意します。
賞味期限は、一般的に未開封のドライフードは1年、缶のウエットフードは3年、レトルトパウチで2年が大体の目安です。
賞味期限切れを防ぐために、在庫を普段から多めに用意して、日常で消費しながら買い足していくローリングストック法の活用をお勧めします。
猫砂とトイレ用具
簡易トイレや猫砂を用意し、避難先でも猫が快適に過ごせるようにしましょう。使用中の猫砂があればよりより猫が安心してくれます。
薬
必要な薬がある場合は一緒に用意しておきましょう。被災後は、動物病院で薬をもらえないかもしれないので備蓄が必要です。被災地では、衛生面やストレスで持病が悪化するかもしれないので、薬や療法食は事前準備をしておいてください。
おもちゃやブランケット
猫が安心できるように、普段使っているおもちゃやブランケットを含めると良いです。自分の匂いがついてるものがあると安心してくれます。避難場所でもリードをつけて、おもちゃで遊ぶことでストレスの発散になります。
迷子防止のための対策
猫に迷子札をつけたり、マイクロチップを装着することで、災害時に迷子になった場合でも、飼い主と再会できる可能性が高まります。
災害時の対応
実際に災害が発生した場合、パニックにならず、冷静に対応することが重要です。次のポイントを押さえて行動しましょう。
猫を落ち着かせる
猫は環境の変化に敏感なため、災害時には強いストレスを感じることがあります。キャリーバッグに慣れさせておくことで、避難時に猫がパニックにならないようにします。
避難場所の確保
避難する際は、ペット同伴で避難できる場所を事前に確認しておくことが重要です。自治体やペット専用の避難場所について情報を収集しておきましょう。
健康チェック
避難後も、猫の健康状態を定期的にチェックし、ストレスや体調不良のサインがないか確認します。特に、食欲や排泄の様子に注意を払い、異常が見られた場合は速やかに獣医師に相談します。
日常の備え
災害が起きない日常でも、猫の安全を守るために以下のような準備をしておくと良いでしょう。
キャットタワーや家具の固定
地震が発生した際に、キャットタワーや家具が倒れて猫に怪我をさせないよう、しっかりと固定しておきます。ほかにも、窓ガラスが割れた時飛び散らないように飛散防止フィルムを貼ることや、引き出しが開かないようにストッパーをつけるなどの災害対策も猫の安全につながります。
避難訓練
定期的に避難訓練を行い、いざという時に猫をスムーズに避難させることができるようにしておきます。同行避難の場合、移動のリスクが高まるため避難グッズと猫抱えた状態のシュミレーションが大事です。
まとめ
猫の防災対策は、災害時における飼い主の安心と猫の安全を確保するために欠かせません。日頃からの準備と適切な対応を心がけ、大切な家族である猫を守りましょう。